南アフリカ共和国の大西洋岸近くにある洞穴内の約6万年前の地層から、平行線や格子状の精巧な刻みがたくさんあるダチョウの卵の殻が多数見つかった。フランス・ボルドー大などの国際研究チームが6日までに米科学アカデミー紀要電子版に発表した。
細かい破片の状態で発見されたが、当時の狩猟採集生活の人類が、丸い殻に小さな穴を開けて中身を食べた後、水筒として利用したとみられる。表面の刻みは、持ち主の個人や集団を示す目印だったとみられるが、幾何学模様のようでもあり、社会や文化の発達がうかがえるという。 ダチョウの卵は長さ16センチ、直径13センチ前後で、容量は1リットル程度。見つかった破片は2〜3センチ角で、計270個あった。色は赤やオレンジ、灰色などさまざまだったが、化学分析の結果、着色したのではなく、たき火の影響で変色したことが分かった。 南アフリカでは近年、約7万7000年前の抽象的な模様が刻まれた堅い土片や、約7万5000年前の貝殻ビーズも見つかっている。 【関連ニュース】 ・ 強毒の混合ウイルス作製=鳥のH5N1と季節性インフル ・ 試験管内で「体内時計」=細胞分化で発生 ・ 10年規模の変動を初予測=太平洋の海面水温、気候に影響 ・ 犬種の特徴、遺伝子解析=人間の病気解明にも貢献 ・ 南京虫、細菌からビタミンB=体内に共生 ・ <参院選>比例に前田氏、愛知県連「寝耳に水」民主1次公認(毎日新聞) ・ <パトカー事故>追跡中に高2女子はねる 大阪・岸和田(毎日新聞) ・ <谷垣総裁>「民主は濁った水」(毎日新聞) ・ <近鉄百貨店>全従業員の個人情報紛失(毎日新聞) ・ 脚本家の田向正健氏死去(時事通信)
by jrcacrbah7
| 2010-03-11 13:25
|
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
リンク
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||